【転職】面接で緊張してうまく話せない人が勘違いしがちな1つのポイント

転職の面接で緊張する人へ
コマッタさん

・面接になかなか通らない…
・緊張してうまく話せない…
・面接でもっとうまく話せたら…

新しい環境を求めてはじめた転職活動。

行きたい会社であればあるほど緊張もしますよね?

面接のたびに緊張してしまい「うまく話せない」と自信を無くす人も少なくないはず。

そんな人に気付いてほしい大事なポイントは…

「面接ではうまく話さなくてもいい」ってこと。

面接でうまく話そうとしていませんか?

実は「うまく話さなきゃ」があなたを緊張させる1番の原因です。

「うまく話す」というハードルがあなたを焦らせることで、緊張を生んでしまうからですね。

実際に筆者は「うまく話せなくてもいいや」と思うようになったことで、緊張することなく面接官との会話を楽しめるようになりました。

そのおかげで、筆者はこれまでに1回も面接の練習をすることなく、希望する会社へ3回転職しています。

とはいえ「ホントにうまく話そうとしないだけでいいの?」って思いますよね。

確かに面接ではうまく話すよりも大事なことがあります。

この記事では面接に苦手意識を持つ人に向けて、

  • うまく話すよりも大事なこと
  • 面接で伝えるべき3つのポイント
  • 効果的な伝え方のコツ

上記3点を解説します。

この記事を読めば、自身をもって面接に向かい納得のいく結果を得られるはず。

ぜひ最後までご覧くださいね。

Contens

転職面接で緊張してうまく話せない原因

面接で緊張してしまう原因はうまく話そうとして自分の中のハードルが上がっているから。

大事なことなので繰り返します。

面接でうまく話す必要はありません。

なぜならうまく話せる人が採用されるわけではないからですね。

ではどんな人が採用されるのか?

……

それはズバリ「企業が求めている人」です。
そんなの当たり前では……と思いました?
そうです、当たり前の話をしてます。笑

ただ、ここで大事なのは「あなたがどんな人なのか相手に伝ってますか?」ってことなんです。

面接でうまく話すより大事なのは【あなた自身が伝わったかどうか】

企業にとって大事なのは「求める人材を採用できたか?」です。

なので、あなたが企業の求める人材ではなかった場合に不採用となるのは自然なこと。

自然なことなので落ち込む必要もありませんね。

では、不採用になった企業の求める人材に実はあなたがピッタリだったらどうですか?

さすがに「もっとちゃんと見てよ」って思いますよね?

でもこれって実は、ピッタリなことをあなた自身が伝えられていないだけなのかも。

もちろん面接官との相性など、自分でコントロールできない要素も確かにあります。

でも正直、自分でコントロールできないことに時間や感情を消耗するのはもったいないですよね。

自分にできることだけに時間を使いませんか?

「あなた自身のことを丁寧に伝える」

あなた自身を正確に伝えれば、入社後の「こんなはずでは…」みたいなミスマッチを防げます。

うまく話すよりもあなた自身が伝わることを大事にしましょう。

面接で伝えるべきあなた自身とは?【3つのポイント】

「あなた自身を伝えましょう」と言っても「何を?」ってなりますよね。

筆者は面接官をやった経験もありますが、結局見てるのは次の3点に集約されます。

  • この人は何ができるの?
  • 本当にできるの?
  • うちの会社でもできるの?

なので面接の場では、次の3点が相手に伝わるように意識しましょう。

  1. 自分にできること
  2. なぜできると言えるのか
  3. どこでも再現できるのか

面接終わりに気にするのは「うまく話せたか?」ではありません。

上記の3点を伝えられたか?という視点で振り返ると、結果的にうまく話せるようになりますよ。

順番に解説しますね。

自分にできること

まずはじめに「あなたは何をできる人?」という面接官が1番知りたいことを伝えましょう。

  • 法人相手に◯◯のコンサルティング営業ができる
  • ◯◯領域のシステムを導入できる
  • ◯◯を活用した新規事業を企画できる

など、あなたができることの中から企業が求める人材像に刺さるポイントを選びましょう。

なぜできると言えるのか

「私は◯◯できます」と言われた面接官が次に知りたいのは「本当に?」です。

極端な話、できること自体は嘘をつこうと思えばいくらでもつけますよね。

なので、面接官は「本当に?」を見極めようとするわけです。

あなたが言う「できること」に説得力を持たせるため、具体的な根拠を伝えましょう。

「これまでに◯◯をやりました。だから◯◯できます」のように、実績をアピールする場合は次の2点に注意してください。

成果を加える

例えば、

「メンバー◯◯人のチームをマネジメントした経験があるので、チームマネジメントに自信があります」

と言われたらどうでしょう?

これだけだとまだ本当にチームマネジメントが得意な人なのか分かりませんよね。

そこで、

「メンバー◯◯人のチームをマネジメントして、3期連続で売上目標を達成した経験があります。なのでチームマネジメントに自信があります」

これだとどうでしょう?

実際の場面ではもっと具体的に語れると思いますが、これだけでも説得力が増しましたよね。

実績をアピールするときはやったことだけではなく、やった結果どんなポジティブな変化を生み出したのか(=成果)まで伝えましょう。

成果を出せた理由まで掘り下げる

すみません、実は成果まで伝えてもまだ足りないんです。笑

成果の次はその成果を出せた理由まで掘り下げましょう。

面接官が知りたいのは「目標を達成したことではなく、どうやって目標を達成したのか?」です。

なぜならあなたが会社の目標を達成できたとしても、相手にはそれがすごいのか判断できないからですね。

目標を達成するために「何を考えて何を実行したのか」(目標達成のプロセス)を伝えましょう。

「やったこと ⇒ 成果 ⇒ 成果を出せた理由」ここまで語れると圧倒的な説得力が生まれますよ。

どこでも再現できるのか

「どうやら本当にこの人は◯◯できそうだ」となった面接官が次に思うのは「うちの会社でも再現できそうか?」です。

あなたの「できる」が他の会社でも再現できることをアピールしましょう。

たとえ何かすごい成果を出せたとしても、それが「たまたま」なのであれば相手は興味を持ちません。

もともと信頼関係があって「次やってもうまくいくと思いますよ!」で信じてくれる相手なら良いのですが、残念ながら面接官はそうではありません。

求められるのは経験を知識やスキルなど自分の血肉に変えて再現できること。

さらに言うと、次はもっとうまくできる人が選ばれます。

「同じ仕事をもう1度やるなら、次は何を変えるか?」

この質問に答えてみてください。

スラスラと回答できるようになったら、あなたが再現できると相手も納得するはず。

面接で効果的に伝えるコツ【一貫性をもたせる】

これまではあなた自身を分かってもらうために「何を伝えれば良いか?」解説しました。

ここからはあなた自身をより効果的に伝えるために「どう伝えれば良いか?」を解説します。

大事なのはあなたのストーリーに一貫性を持たせること。

例えば、

「これまで営業として◯◯を担当し、常に成績上位でした。この経験を活かして御社のマーケティングを強くします!」

と言われても「なんでマーケティング?」ってなりますよね。

これは極端な例ですが、人の心理は基本的に矛盾を嫌います。

また、1度でも「なんで?」が頭に浮かんでしまうと、そこからの話はまったく入ってきません。

自分が話す内容に矛盾や抜け落ちてるポイントが無いかチェックしてみてください。

少なくとも次の5点が繋がるように話を組み立てましょう。

  1. 転職活動を始めた理由
  2. これまでにやってきたこと
  3. あなたができること
  4. なぜできると言えるのか
  5. どこでも再現できるのか

まとめ:面接であなた自身を伝えたら…

今回は面接で緊張しがちな人が知っておくべき大事なポイントをお伝えしました。

あらためて本記事の内容をまとめます。

緊張しがちな人が知っておくべきポイント

うまく話す必要はない。

それより大事なのは「あなた自身」を伝えること。

繰り返せばいつのまにかうまく話せてる。

伝えるべきあなた自身とは?
  • 自分にできること
  • なぜできると言えるのか
    (やったこと+成果+成果を出せた理由)
  • どこでも再現できるのか
    (同じ仕事をもう1度やるなら、次は何を変える?)
あなた自身を効果的に伝えるコツ

次の5点を一貫性のあるストーリーに仕上げる。

  1. 転職活動を始めた理由
  2. これまでにやってきたこと
  3. あなたができること
  4. なぜできると言えるのか
  5. どこでも再現できるのか

ここまでの内容を事前に整理しておけば、緊張もなくなり面接を楽しめるようになれます。

暗記も必要なく自然に会話できるので、面接官の印象も必ずアップするはず。

とはいえ、自分だけですべてをきれいに整理するのは大変だし難しいですよね?

正直、筆者もはじめから自分自身のことを満足に整理できたわけではありません…。

もちろん自分なりに考えはしましたが、実は人に話す過程で自分自身のことがよりクリアになりました。

自分自身のことを知るにはやはり、第三者の視点が欠かせません。

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……

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今回解説した「あなた自身」を職務経歴書に落とし込む手順を解説しています。

よければどうぞ。

この記事を書いた人
ぱぱお

<プロフィール>

  • キャリア10年以上のITコンサルタント
  • 東証プライム企業やITベンチャー、総合系外資コンサルを経て2022年に独立
  • 40代のセミリタイアに向かって「節税 × 投資」で資産作り中
転職の面接で緊張する人へ

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