この記事はこんな人におすすめ
- 今の仕事にやりがいを感じない
- なんとなく将来が不安
- 友達がイキイキ働いてて、なんだかモヤモヤする
- 仕事でミスした
- 怒られたけどイマイチ納得できない
- 久しぶりの友達と会って仕事の話を聞いた
- 友達の結婚式に出席した
などなど「転職」が頭をよぎる瞬間ってありますよね。
自分はこのまま今の場所で働いてて良いのか?
こう考えた筆者は、これまでに3回の転職を経験し、2022年にフリーランスとなって現在に至ります。
ぶっちゃけ「失敗だったかな?」と思うときもありましたが、今では結果として
- 収入が上がり、
- 時間にゆとりを持って
- キャリアを自分で選択できる
など、当時の自分が憧れた働き方を手に入れました。
きっと転職がちらついたあなたの参考にもなると思います。
この記事を読めば、このまま転職活動を始めた方が良いか答えを出せるはず。
ぜひ「自分なら?」を考えながら、ゆっくり読み進めてください。
一緒に納得のいく答えを出しましょう。
転職が頭をよぎったら自分に問うべき1つの質問
転職はもちろん、筆者がキャリアを選択するときは次の問いを大事にしています。
今の職場や働き方で理想の生き方ができるか?
これです。
筆者が3回の転職を通して痛感したのは「転職は理想の生き方を実現する手段の1つにすぎない」ってこと。
「理想の生き方」が曖昧なまま転職してしまうと「こんなはずじゃなかった」が重なって高確率で後悔します。(これ筆者の実体験です…。笑)
では、後悔しないにはどうしたらいいのか?
筆者は次の3ステップで考えるようにしています。
- 理想の生き方を決める(仮説でOK)
- 理想の生き方に近い仕事を知る
- 今の仕事と他の仕事を比べてみる
順番に説明します。
Step1:理想の生き方を決める
(仮説でOK)
とはいえ、いきなり「理想の生き方は?」と聞かれても困りますよね。
ということで、あなたの理想の生き方を見つけるヒントになるような質問を紹介します。
筆者もこれらの質問に自問自答することで、理想の生き方をクリアにしていきました。
何に時間を使いたいか?
「どう生きるか?」って実は「何に時間をつかうか?」ってのと同じですよね。
「理想の生き方」って言われると、なんだか話が壮大で難しいので「何に時間を使いたいか?」に置き換えて考えてみましょう。
- 仕事
- 家族
- 趣味
- 人と会う
- 食事
- 睡眠
- だらだら過ごす
など、1日の中でいろんなことに時間を費やしてると思います。
例えば、
- 今はできるだけ仕事を頑張りたい
- もっと家族と過ごす時間を増やしたい
- 1人で過ごす時間を増やしたい
- ホントは1日中映画を見ていたい
- 暇さえあれば旅行に行きまくりたい
- 仕事さえ無ければいつまででも寝てられる
- 自炊でもっとこだわった料理にチャレンジしたい
- 何も考えずにボーッとできる時間を大事にしたい
などなど、100人いれば100通りの時間の使い方が出てくるはず。
あなたは何に時間を使いたいですか?
出てくるのは1つじゃないはず。
ぜひリストアップしてみましょう。
ただし、漠然と考えても出てきにくいと思うので、
- 昨日やったこと
- 先週末やったこと
- 学生時代にやったこと
- 中高生のときにやったこと
- 小さいときからやってること
みたいな形で、これまでにやったことを遡るように振り返ってみるといいですよ。
ちなみに筆者が大事にしたい時間は
- 家族と過ごす
- ブログを書く
- 美味しい食事やお酒を楽しむ
- 思いつきでアプリやWEBサービスを作る
って感じで、仕事の優先度が低いのが特徴です。笑
どうやって働きたいか?
これまた漠然とした質問ですよね。笑
この記事を読んでるほとんどの人が、毎日ほとんどの時間を仕事に費やしているはず。
例えば次の働き方のうち、あなたの理想はどれですか?
- 時間を気にせず夢中になって働く
- 自分の意思で働く時間をコントロールする
- 仕事の時間を減らして、趣味や家族など仕事以外を楽しむ
- 本業の時間を減らして、副業(好きなこと)を本業に育てる
仕事での時間の使い方をある程度イメージできたら、さらに細かい部分をつめていきます。
- 毎朝決まった時間の出社は嫌いじゃない
- 朝はゆったり過ごしたい
- 毎朝の電車通勤をやめたい
- 基本的に定時で仕事を終えたい
- 勤務時間に縛られず自分のペースで働きたい
- 集中的に働く期間と長期間の休みを交互にとりたい
あなたの「もっとこうしたい」「これをやりたくない」をどんどん出していきましょう。
何のために働く?
これもよくある問いですね。笑
家族のため?
お金のため?
◯◯で困ってる人を助けるため?
正解・不正解とかはなく、あくまでも価値観の話です。
なので「今の自分はどうなのか?」を気軽に考えてみましょう。
ちなみに今の筆者は、上昇志向や社会貢献の意識は低めで、家族を養うために働いてます。
あとは自分の得意なことを活かして、それが誰かのためになれば良いかなーぐらいですね。
そのうち「自分の人生を賭けてやりたい!と思えるぐらい好きなことに出会うかも」とひそかに期待しながら、目の前の仕事に向き合ってます。笑
理想の生き方は?
これまでに考えたことを繋げて、理想の生き方としてまとめてみましょう。
はじめはしっくりこないかもですが、そのときはまた前の質問に戻ってみてください。
筆者も行ったり来たりを繰り返して、自分なりの理想の生き方がぼんやり見えてきました。
ちなみに筆者の場合は、今のところこんな感じです。
- 何に時間を使う?
-
- 家族と過ごす
- ブログを書く
- お酒を楽しむ
- 家でまったりする
- 美味しい食事を目当てに旅行する
- 思いつきで好きなことをやってみる
- どうやって働く?
-
- 仕事の時間を減らして、趣味や家族など仕事以外を楽しむ
- 朝はゆったり過ごしたい
- 毎朝の電車通勤を避けたい
- 勤務時間に縛られず自分のペースで働きたい
- 何のために働く?
-
- 家族を養うため
- 自分の得意なことを活かして、誰かのためになれば十分
- 理想の生き方は?
-
- 仕事の時間を減らして、好きなことを楽しみたい
- 基本的にリモートワークで働きたい
- 労働時間を管理されない環境が良い
- ムダを削って高い時給で働きたい
- 自分の得意なことを活かして働きたい
- 苦手なことはしたくない
余談ですが、上記を踏まえた結果、当ブログのコンセプトが「毎日に余白と選択肢を」となりました。
Step2:理想の生き方に近い仕事を知る
ある程度理想の生き方が見えてくると「今の仕事じゃダメかも」ってなりがちですが、少し待ってください。
次に大事なのは、他にどんな仕事があるのか(=選択肢)を知ること。
他の仕事と比べることで、今の仕事に足りないことはもちろん、逆に今の仕事の魅力に気付くケースもあります。
世の中にはいろんな仕事がありますよね。
ひと通りの仕事を知るためにも転職サイトを活用しましょう。
特にこだわりがなければ、幅広い仕事の求人がある大手のサイト(リクナビNEXTやdoda、ビズリーチなど)がおすすめです。
ただし大手とはいえ、その転職サイトにしかない求人もあるので、まずはひと通りのサイトを見てみましょう。
もちろん無料です。
ちなみに筆者と同じように、在宅ワークかつ自分のペースで働きたいって人には次の仕事がピッタリかも。
- ITエンジニア(WEB、アプリ、システム)
- WEBデザイナー
- WEBライター(副業からスタートがおすすめ)
転職サイトの使い方がよく分からないって人は、試しに次の条件で検索してみてましょう。
- 「理想の働き方」ができる仕事
(リモートワークOKとか) - 今の仕事と同じ「業界」の仕事
- 今の仕事と同じ「職種」の仕事
Step3:今の仕事と他の仕事を比べてみる
なんとなく興味のある仕事が見つかりましたか?
ようやくここで、今の仕事と比べてみましょう。
あなたの理想の生き方を実現できそうな仕事はどれですか?
「意外と今の仕事も悪くない」と思った人もいるかもしれませんね。
そんな人に転職活動は不要です。
でもひょっとしたら「今の仕事とほとんど変わらないのに、こっちの会社の方が給料が高い!」なんてこともあったはず。
もし今の会社や仕事の他に、面白そうな仕事が見つかれば答えは1つ。
転職活動を始めましょう。
転職活動って実はリスク”ゼロ”
転職活動そのものは、お金が掛かりません。
また、どれだけ企業を調べてどれだけ面接を受けようが、転職しなければリスクは”ゼロ”です。
他の会社や仕事を知れば視野も広がるので、今の仕事にもきっとプラスになるはず。
「少し動いてみようかな」と思った人は「【まとめ】3回転職で年収UPした転職の進め方をITコンサルが解説」もご覧ください。
筆者の体験談をもとに「失敗しにくい転職活動の進め方」の全体像を紹介しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの理想への1歩を応援しています!
ITエンジニアに興味を持った人は「【プログラミングスクール】失敗しない効率的な選び方を3ステップで解説」をご覧ください。
未経験からITエンジニアへ転職する場合、今なら国から受講料の補助が出るので、プログラミングスクールに通うのが現実的かつコスパの高い方法ですよ。
<プロフィール>
- キャリア10年以上のITコンサルタント
- 東証プライム企業やITベンチャー、総合系外資コンサルを経て2022年に独立
- 40代のセミリタイアに向かって「節税 × 投資」で資産作り中