独立初月から150万/月で契約したフリーコンサルが推してる案件紹介サービス

どーも、2022年にフリーのコンサルとして独立したぱぱおです。

フリーランスのエージェントはたくさんあるので、どのエージェントを使うのが良いのか、調べるだけでも大変ですよね。

筆者がいろいろ調べていくうちに分かったのは、

• 高単価な案件が多い
• 戦略や企画など上流工程の案件が多い
• コンサルファームアンダーの案件が多い
• 事業会社から直請けの案件が多い
• 低稼働OKの案件が多い

など、エージェントごとに紹介できる案件の幅が思ってたよりも違うってこと。

さらに福利厚生やコミュニティサービスなど、エージェントごとに提供してるサービスにも違いあり。

つまり、その人が望むライフスタイルや志向（例：お金よりも自由な時間が大事）によって「登録した方が良いエージェントは変わる」ってことですね。

というわけで、この記事では

• 現役フリーコンサルの方が発信している情報
• 各エージェントの公式サイトから集めた情報
• 各種ネット記事やSNSの情報

をもとに、ライフスタイルや希望する条件などの志向軸でエージェントをまとめています。

筆者の備忘をかねた記事になりますが、あなたの参考になれば幸いです。

とりあえず登録しておきたいエージェント【案件の幅と量】

そのエージェントだけが持つ独占案件なんてのもあるので、複数のエージェントには登録しておきたいところ。

とはいえ、担当者との連絡や面談が大変になるので、お付き合いするエージェントはできるだけ絞りたいですよね。

そこでまず登録しておきたいのは、紹介できる案件の幅が広く量も多いエージェントになります。

フリーコンサルタント.jp

「フリーコンサルタント.jp」は「みらいワークス」という業界大手の企業が運営するフリーコンサル向けエージェントサービス。

大手なだけあって「戦略、業務、IT、PM/PMO」など幅広いかつ高単価な案件を豊富に持っているのが特長です。

まずはどんな案件があるのか、幅広く知りたい方におすすめのエージェントですね。

実際に紹介してもらう案件の傾向で言うと、他のエージェントに比べて、事業会社やベンチャー企業の直請け案件が多い印象です。

High-Performer consultant（ハイパフォコンサル）

「High-Performer consultant 」は業界最古参のINTLOOP社が運営するフリーコンサルのエージェントサービス。

最古参なINTLOOP社ですが、2022年に東証グロース市場に上場するなど、今勢いに乗ってるエージェント会社でもあります。

案件の紹介事業だけではなく、自社でコンサルティングサービスを提供していることもあり、戦略系を含む幅広いかつ高単価な案件が魅力ですね。

また、他のエージェント会社と大きく違うのが、業界最速の支払いサイト（翌月15日支払）！！

例えば1月稼働分の報酬であれば、なんと 2/15に振り込まれます！

収入が不安定になりがちなフリーランスにとって、かなり助かる仕組みですよね。

さらに筆者が注目したいのは、WEBサイトの豊富で使いやすい検索条件。

勤務地や報酬といった条件は他のエージェントと同じですが、職種の選択肢が2階層になっていて、より細かな職種を指定できます。

例えばPMOの場合は「指揮型」「管理型」「支援型」の3つに分かれており、自身のスキルレベルに合わせて案件を絞ることが可能に。

また、その他にも

• リモートワークの有無
• 業種
• 稼働率
• 英語スキル
  （聞く、話す、書く、読むの４つに区分）

といった条件でも指定可能です。

他のエージェントよりも細かい条件で案件検索できるので、大量の案件の中から「自分に合った案件」を短時間で見つけられるエージェントサービスになります。

【エンジニアOK】ITコンサルに特化したエージェント

BTCエージェントforコンサルタント

「BTCエージェントforコンサルタント 」は2002年創業の「ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング」が運営するフリーコンサル向けのエージェントサービスです。

エージェントサービスの他に「自社で手掛けるSIer事業」で培った独自のネットワークが強み。

その他にも、エンジニアからコンサルタントのキャリアチェンジをサポートしている点が他社との違いになります。

コンサルタントだけではなく、エンジニアにも案件紹介サービスを提供しているため、エージェントがエンジニア事情を理解しているのは心強いですね。

「今はエンジニアをやってるけど、今後はコンサルタントにキャリアチェンジして単価を上げたい」

そんな方はぜひ登録を。

フリーランスの不安を解消して働きたい人におすすめのエージェント

フリーランスの働き方にどこか不安を感じてる人も多いはず。

• フリーランスとしてやっていけるか少し不安
• 独立後もいろいろ相談できる相手が欲しい
• 同じフリーランスの仲間が欲しい

このあたりをフォローしてくれるエージェントを紹介します。

POD（Professionals On Demand）

「Professionals On Demand（POD） 」は2009年創業のワークスタイルラボが運営するフリーコンサル向けのエージェントサービスです。

良質な案件もさることながら、ここで注目したいのはコンサルに対する手厚いサポート。

まずコンサルタントとして登録すると「コンサルタントサポーター」と呼ばれる担当エージェントがつきます。

コンサルタントサポーターによる案件紹介や契約内容の調整はもちろん、キャリア面談や請求などの事務作業をサポートしてもらえるのが他社との違いです。

また、現役フリーコンサルの口コミでは

• 希望条件に沿った案件を紹介してくれる
• 未確定な情報がいつ・どの程度分かるか連絡してくれる

など、きめ細やかな対応が高く評価されているようです。

フリーコンサルBiz

「フリーコンサルBiz」は「AXIS CONSULTING（アクシスコンサルティング）」が運営しているフリーコンサル向けのエージェントサービスです。

アクシスコンサルティングの特長は案件の紹介事業だけではなく、

• コンサルファームへの転職
• コンサルファームから事業会社への転職

といった「コンサルタント」のキャリアに特化した転職エージェントである点です。

そのため、フリーランス案件の紹介だけでなく「やっぱり正社員に戻りたい」となった場合にも、継続してサポートしてもらえます。

新しく転職エージェントを探すことなく、長期的なキャリアをサポートしてもらえるのが、他のエージェントには無い魅力ですね。

Strategy Consultant Bank（SCB）

「SCB 」は「Groovement」が運営するフリーコンサル向けのエージェントサービスです。

戦略策定や業務改革など、いわゆる上流工程の案件をメインに扱っているため、豊富な高単価案件が魅力の1つ。

ただ、ここで取り上げたいのは稼働後のフォローが手厚いことになります。

• 受託範囲を超える業務を依頼される
• 実際の稼働率が契約の範囲内に収まっていない

など、クライアントに直接言いづらいこともクライアントと積極的に交渉してもらえます。

なるべく安定して働きたい人におすすめのエージェント

BTCエージェントforコンサルタント

「BTCエージェントforコンサルタント 」は2002年創業の「ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング」が運営するフリーコンサル向けのエージェントサービス。

こちらのエージェントはITコンサル向けのサービスとなりますが、案件の平均継続期間が11.5カ月と長期案件の実績が豊富です。

「1つの案件でなるべく長く働きたい」といった方はぜひ登録しておきましょう。

稼働を抑えてゆったり働きたい人におすすめのエージェント

フリーコンサルタント.jp

「フリーコンサルタント.jp」は「みらいワークス」という業界大手の上場企業が運営する、フリーコンサル向けエージェントサービスです。

「戦略、業務、IT、PM/PMO」など幅広い職種と高単価に加えて、低稼働のスポット案件も紹介できるのが特長の1つ。

例えば自分で事業をやってる人など「コンサル業以外にもやりたいことがある」といった方におすすめのエージェントになります。

Strategy Consultant Bank（SCB）

「SCB 」は「Groovement」が運営するフリーコンサル向けのエージェントサービスです。

戦略策定や業務改革など、いわゆる上流工程の案件をメインに扱っており、稼働率は50%～100%の範囲で柔軟に紹介しています。

また、実際の稼働率が契約の範囲内で収まっていない場合はクライアントと積極的に交渉するなど、 稼働後のフォローが手厚いこともポイントです。

CLINKF（クリンク）

スキルや経験には自信がある人におすすめのエージェント

「CLINKF（クリンク）」は「ダイスリンク」が運営するフリーコンサルやエンジニア向けのエージェントサービスです。

コンサルファームの下請け案件は一切なくプライム案件のみのため、豊富な高単価案件が特長の1つ。

その分コンサルには高いレベルが求められるので、スキルや経験に自信のある方におすすめのサービスになります。

さらに注目したいのは、フリーランスを企業に紹介するだけではなく、

1. 投資先を探している経営者と経営者になりたいフリーランス
2. 後継者を探している経営者とキャリアの選択肢にCxOを持つフリーランス

これらをマッチングするプラットフォームでもある、という点です。

どちらもまずはコンサルとして、一定の実績を積む必要があるようですが、中長期的には

• クリンクが持つ事業のタネ（アイディア・材料が揃っている新規事業）に参画したのちビジネスオーナーになる
• 後継者を探している企業にフリーランスとして入ったのちに経営を引き継ぐ

このようなキャリアパスを狙えるので「０⇒１は苦手だけど経営者になりたい」といったフリーランスにはピッタリのエージェントです。

戦略案件に特化したサイト・エージェント

特化しているだけあって、市場には出回らない独自案件を持っているサービスを紹介します。

戦略系のスキルや経験を持っている方はぜひ登録しておきましょう。

Strategy Consultant Bank（SCB）

「SCB 」は「Groovement」が運営するフリーコンサル向けのエージェントサービス。

戦略系や業務改革など、いわゆる上流工程の案件をメインに扱っており、高単価な案件が多いのが特長です。

コンサルファーム出身者が担当するため「案件と人材のミスマッチが起きにくい」など、マッチング精度の高さが強みとなっています。

HiTalent

「HiTalent」はエージェントサービスではありませんが、案件をマッチングするプラットフォームになります。

特長としては、紹介制かつ完全審査制を導入していること。

登録自体は誰でもできますが、審査に通った人しか案件に応募できません。

審査制により人材の質を担保していることもあり、基本的に200万/月以上の高単価案件が中心。

また、これまでに作成した資料やイベントの登壇で使った資料をプラットフォーム内で公開できます。

実績をアピールしながら自身をブランディングすることで、企業からのアプローチを狙いましょう。

まとめ

今回はフリーコンサルなら知っておきたいエージェントをライフスタイルや希望条件別に紹介しました。

あらためて、今回取り上げたエージェントをまとめます。

とりあえず登録しておきたいエージェント

• フリーコンサルタント.jp：
  戦略、業務、IT、PMなどの幅広い案件
• High-Performer consultant ：
  戦略系含む幅広い案件と豊富な検索条件

【エンジニアOK】
ITコンサルに特化したエージェント

• BTCエージェントforコンサルタント ：
  SIer事業で培ったネットワークで獲得する独自の案件

フリーランスの不安を解消して働きたい人におすすめのエージェント

• Professionals On Demand（POD） ：
  きめ細やかに対応してくれるコンサルタントサポーター
• フリーコンサルBiz：
  フリーランス⇔正社員のキャリア支援が唯一可能
• Strategy Consultant Bank（SCB） ：
  クライアントに直接言いづらいことを代わりに交渉してくれる

なるべく安定して働きたい人におすすめのエージェント

• BTCエージェントforコンサルタント ：
  ITコンサル向け×長期案件の豊富な実績
  （平均継続期間11.5カ月）

稼働を抑えてゆったり働きたい人におすすめのエージェント

• フリーコンサルタント.jp：
  戦略、業務、IT、PMなどの幅広い職種に加えて低稼働のスポット案件にも対応
• Strategy Consultant Bank（SCB） ：
  戦略含む上流案件をメインに50%～100%の稼働率で柔軟に紹介可能

スキルや経験には自信がある人におすすめのエージェント

• CLINKF（クリンク）：
  プライム案件のみを扱い、フリーランスから経営者になるチャンスあり

戦略案件に特化したサイト・エージェント

• Strategy Consultant Bank（SCB） ：
  戦略含む上流案件をメインにコンサルファーム出身の担当エージェントによるマッチング精度の高さが魅力
• HiTalent：
  紹介制＆完全審査制の案件マッチングプラットフォーム。
  アウトプットを用いたセルフブランディングに最適。

本記事は今後も都度アップデートしていくので、ぜひ定期的にのぞいてもらえればと。

それではまた！