【頭のもやもや対策】働かない脳をすっきりさせてキレを取り戻す方法

頭のもやもや対策|働かない脳をすっきりさせてキレを取り戻す方法
ギモンさん

なんだか頭に「もや」がかかってるような…
昔に比べて頭のキレも落ちた気がするし

ぱぱお

こんな悩みに答えます

年齢を重ねていくと「頭がうまく回ってないな」と感じることが増えてきますよね。

筆者も同じで、20代のときには感じたことのない「頭のもや」がありました。

ですが、原因を調べて対策したところ、頭のもやが晴れてキレを取り戻すことができました。

本記事では「頭がもやもやする原因」と筆者が試して効果のあった「頭のキレを取り戻す方法」をご紹介します。

この記事を書いた人
ぱぱお

<プロフィール>

  • 社会人になって+20kg増量した元メタボ
  • 健康に目覚めて1年間で-10kg達成(今も減量記録を更新中)
  • 毎日の快適さから以前の生活習慣には戻れない30代会社員
ぱぱお

頭のキレを取り戻して、仕事やプライベートを充実させましょう!

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頭のもやは「脳にゴミが溜まっていること」が原因

頭のもやは「脳にゴミが溜まっていること」が原因

「頭のゴミ」ってなかなか衝撃的ですよね。

どうやら頭のキレが失われるのは「アミロイドβペプチド」(※以後アミロイドβと記載)という脳に溜まるゴミが原因なんだそうです。

通常、アミロイドβは脳が働いた後の老廃物として排出されます。

ですが、加齢や【何らかの原因】によりアミロイドβ同士がくっついて、異常なアミロイドβができると、排出されずに脳に蓄積されます。

この蓄積したアミロイドβが身体に悪さをするのです。

STEP
蓄積したアミロイドβが健康な神経細胞にまとわりつく
STEP
アミロイドβの出す毒素で神経細胞が死滅する
STEP
神経細胞の死滅により情報の伝達ができなくなる
STEP
情報が伝達されずらい、つまり頭が回らなくなる

さらに怖いのは、このアミロイドβが「アルツハイマー型認知症」の原因の1つとして考えられていることです。

ぱぱお

アミロイドβが溜まっていくと、頭のキレは失われ、さらに認知症になるリスクが高くなるということですね

頭のゴミ=アミロイドβの蓄積は生活習慣の乱れが原因

頭のゴミ=アミロイドβの蓄積は生活習慣の乱れが原因

さきほど、「アミロイドβは加齢や【何らかの原因】により溜まっていく」とお伝えました。

アミロイドβが蓄積する詳しいメカニズムはまだ解明されていないのですが、どうやらこの【何らかの原因】が「生活習慣」と関係していることがだんだん分かってきたようなのです。

つまり、頭のキレを取り戻す方法=アミロイドβの蓄積を抑える、または排出を促す方法ということになります。

ということで、ここからはアミロイドβの蓄積を抑える、あるいは排出を促す具体的な方法を解説していきます。

頭のキレを取り戻す方法

食生活の改善

頭のキレを取り戻す方法

糖質の摂取を控える

糖質を摂取して血糖値が上がると、それを下げるためにインスリンが分泌されます。

血糖値を下げることで有名なインスリンですが、分泌されたインスリンはその後、「インスリン分解酵素」によって分解されます。

そして実は、このインスリン分解酵素はインスリンだけでなく、アミロイドβも分解する働きを持っているのです。

そのため、血糖値が高い状態が続くとインスリンが過剰に分泌されるため、インスリン分解酵素がインスリンの分解に追われ、アミロイドβの分解まで手が回らなくなるということになります。

ぱぱお

糖質はほどほどにして、アミロイドβを分解してもらいましょう

悪玉コレステロールを下げる

動物実験ですが、脳の血管が老化して血流が弱まると、アミロイドβが増えるという研究結果があります。

確かに、血流が弱まるとゴミの排出がうまく出来ないような気がしますよね。

では血管の老化とは何を指すのか?その1つは「動脈硬化」です。

血管が詰まることで血流が弱まり、アミロイドβの排出がうまく出来なくなってしまうのです。

動脈硬化の予防で大事なことの1つに、「体内のコレステロール量をコントロールすること」が挙げられます。

コレステロールと言えば「お肉食べちゃダメなの?」と思ってしまいますが、実は食べても問題ありません。

コレステロールは体内でも作られていて、お肉のコレステロールよりも他に気を付けるべきことがあります。

「じゃあ何に気を付けたらいいの?」を以下の記事で解説しているので、良かったらご覧ください!

脳に良い食材を食べる

ここでは「脳細胞の働きを改善する」あるいは「アミロイドβの排出を促す」効果があるとされる食材を紹介します。

DHA

脳細胞の働きを助ける栄養素のNGF(神経成長因子)を増加させる効果があります。

食材例:マグロ、イワシ、ブリ、さんま、あじ

レシチン

脳神経の細胞膜を生成する主成分で記憶の伝達物質である「アセチルコリン」を作る材料らしいです。

なんか難しいですね…。

とりあえず、たくさん摂取すると脳内の情報伝達がスムーズになるようです。

食材例:大豆製品(みそ、しょうゆ、豆腐)

オレイン酸

オリーブオイルなどで注目を浴びているオレイン酸。

なんとアミロイドβを減らす効果もあるとのことです。

食材例:オリーブオイル、ナッツ類

クルクミン

ウコンに含まれるクルクミン。

これもアミロイドβの蓄積を抑える効果があるとのことです。

カレーをよく食べるインド人は認知症の割合が低いのだとか。

食材例:ウコンを含むカレー(つまり黄色のカレー)

カフェイン

アミロイドβの働きを鈍らせてくれるとのこと。

食材例:コーヒー、緑茶

中鎖脂肪酸

MCTオイルって言った方が伝わるかもしれませんね。

最近の研究ではアルツハイマー型認知症への効果が期待されている中鎖脂肪酸。

アミロイドβの蓄積を抑える効果があると考えられています。

食材例:MCTオイル

プチ糖質制限+MCTオイルがおすすめ

頭のモヤと体重が気になる人は、プチ糖質制限とMCTオイルの組み合わせがホントにおすすめです。
筆者もこれで−10kg達成(現在も記録更新中)し、脱メタボしました。笑

睡眠の質を上げる

睡眠の質を上げる

アミロイドβは日中に溜まっていき、睡眠によって排出されます。

それも「ノンレム睡眠」という深い眠りの中でアミロイドβは排出されます。

そのため、いくら睡眠時間が長くても、その質が低ければアミロイドβは排出されないのです。

睡眠の質を上げる方法としては、

  • カフェイン摂取(コーヒーなど)は午後2時まで
  • 寝る2時間前から部屋を暗くする(間接照明や蛍光灯を暖色系にする)
  • 寝る2時間前からデジタルデトックス

などなど、やれることは他にもたくさんあります。

【睡眠の質】あなたの寝付きが悪い原因3選と具体的な改善方法」で睡眠の質を上げる方法を詳しく解説しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

運動の習慣化

睡眠の質を上げる

日常的な運動は、

  • 善玉コレステロールの増加
  • 血流の改善
  • 血圧低下による動脈硬化の予防
  • 食欲の安定化
  • 睡眠の質向上
  • アミロイドβの分解酵素を活性化

などなど、得られる効果がえげつないです。

そりゃあ誰でも「運動しましょう」って言いたくなります。

とはいえ運動は習慣化するのが難しいので、これらの簡単にできることから始めてみることをおすすめします。

  • エレベーターよりも階段を使う
  • 階段は1段飛ばし
  • 朝起きたら背伸びなどの簡単なストレッチ
  • 仕事の合間に軽くストレッチやスクワット

まとめ

最後に今回の内容をまとめます。

頭が回らない(キレが落ちる)原因は?

頭のゴミ(アミロイドβ)が排出されずに溜まっていくから

頭のキレを取り戻すには?

生活習慣を改善することで、頭のゴミをきちんと排出して溜まらないようにする

具体的な方法は?
  • 糖質を控える
  • コレステロールをコントロールする(具体的な対策は下の記事へ)
  • 脳に良い食材を食べる
  • 睡眠の質を上げる(具体的な対策は下の記事へ)
  • 軽い運動を習慣化
ぱぱお

それではまた!

頭のもやもや対策|働かない脳をすっきりさせてキレを取り戻す方法

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